触れられる っていうのはね、肯定されるってことなんだよ
大丈夫って 教えてもらうことなの

そんなことを言って、海希は何故か俯いた。
遥は首を傾げる。
海希の言うことは、いつものことながらよく分からない。

「海希?」
「いいよ、」
分からなくて。無言の拒絶が聞こえてきて、遥は何も言えなくなってしまう。
そんな遥に、海希は申し訳なさそうに笑む。
「…ごめんね」
横顔さえも悲しい。
「謝る必要はねーけど…」
「謝らせてよ」
くすりと笑って、海希は言う。
「謝りたいのか?」
純粋な思いで問うと、虚を付かれたような顔を見せる。

いつもは高い位置で結んでいる髪が、今日は胸のあたりで揺れていた。
握った手は、いつまでも冷たい。

「みーきちゃん?」
泣き出しそうにも見える海希に、遥はにじり寄った。
夕方で薄暗い、海希の部屋。
家には二人以外誰もいなかったから、正真正銘二人きりだ。

それでも海希は顔を上げないから、遥はそっとその頬に触れる。
ふるりと海希はわずかに震えて、ますます俯いてしまう。
覗き込むと、小さく笑って頭を軽くはたかれた。

細い体を、ゆるく抱き締める。
体格差はいつの間にか広がるばかりだ。
いい匂いのする髪に鼻をうずめて、肩ごと包みこむ。
海希は抵抗せず、頭を遥の肩にもたれかけた。
温度が混ざりあい、暖かさに安堵する。

「…ハル」
呟かれた一言に、すべてが凝縮されていて、遥は抱き締める力を強くした。

特に意味はない
携帯打ちにくい´・ω・`

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ミキミキにされた
おはようごぜーます。
タイトル通りミキミキにされました。(今素で「されまちた」って打った)
この短文の中でものっそい胸が締め付けられました。切ない、何故だかよくわからんけど切ない!
ハルがハルでハルだった(もう意味不
しかし部屋に二人きりとはけしからん。もっとや…とはさすがに言えない。

切ないハルミキをありがたう。


浦木 | URL | 2008/05/11/Sun 06:47 [EDIT]

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